Bienvenido al mundo de HAVATAMPA

HAVATAMPA

 1994年、ラテン・ミュージックの本場中の本場、キューバで開催された第1回国際サルサ・フェスティバルで、前代未聞の5分間に及ぶスタンディングオベイションを記録して鮮烈なデビューを飾った日本人バンドがあった。

 この後も、キューバ・カリブ・フェスティバルのほか、毎年のように、国際セルバンテス祭、メキシコ国際ジャズ・フェスティバル、ベラクルス芸術祭など、国際的なイヴェントに日本を代表して参加するほか、オペラハウスで公演するなど、その華麗でエキサイティングなステージは、《世界でも最高水準に位置する》《現代日本でもっとも注目される音楽集団》と絶賛され続けている。

 本場でそこまで評価されるHAVATAMPAの凄さの秘密は、ジャズとラテンミュージックをベースにしながら、随所にクラシックの技巧をふんだんに取り入れるなど、日本人の器用さと繊細さをおいては演奏不可能といわれたほどの緻密な計算に基づく、リーダー吉田憲司の大胆なオーケストレーションと、そこから生まれる、超絶技巧的でありながら、華麗さと統一性を失わない強力なアンサンブルを支える、まさに、実力で、現在の日本のラテン・ミュージックシーンを代表しているプレイヤーたちである。

 また、作家として、すでに数冊の本を上梓しているほか、HAVATAMPA加入以前から現地でCDをリリースするなど、ソロシンガーとしてラテンアメリカを拠点に活躍し、中南米のトップアーティストとの個人的親交も厚い八木啓代の3オクターブ半のヴォーカルもグループに書き落とせない彩りを与えている。

 日本では、ずっと、あまり積極的な活動をしていなかったため、幻のグループとして、一部での噂だけが先行していたHAVATAMPAだが、98年以来、六本木ピットイン、スイートベイジル、大阪ブルーノートでのライブなど、日本での公演活動でも定着してきている。

 2000年12月には、ハービー・ハンコックらアメリカのトッププレイヤーが参加するなど、世界の注目を浴びたキューバ・ハバナ国際ジャズフェスティバルにも正式招待参加。2度のライブで2度ともスタンディングオベイションの絶賛を受けた。

 その伝説にたがわぬ超絶サウンドに、一度でも耳を傾ければ、あなたもHAVATAMPAワールドの虜になってしまうのは、きっと間違いがないだろう。