15.

宮崎勤は、政府より支給された自分の武器を見つめていた。
それは、使いこまれ、何回も刃を折られて、刃渡りが3センチほどになった、中古のカッターナイフだった...

しかし、勤は信じていた。
自分は宇宙の勇者プリーシア ディキアン ツトムで、いずれ、地球の為に悪と戦う運命にあるのだと。
自分が今持っている中古のカッターナイフが伝説の「てんくうのけん」に変化するのだと。

そうですね、ワルキューレ様...

仲間だとおもっていた「幼女好きの同志」田中邦彦と藤田竜一は前途を悲観し、私の目の前で揃って自ら命を絶ちました。
私は彼等のぶんまで長生きしなければなりません。
お願いです、ワルキューレさま。どうか、ここを禁止エリアにしないでください。
このカッターナイフが「てんくうのけん」に変化するまでは、どうか、お願いです。

そこで、宮崎勤は歩いている麻原彰晃を見つけた。

「ワルキューレ様、私はどうしたら・・・・」

(あれは邪悪な異教徒麻原彰晃、この正義の「てんくうのけん」で倒すのです)

そういう声が聞こえてきた。

「分かりました。ワルキューレ様、私はこの正義の刃で麻原めを倒します」

古いカッターナイフはまるで新品の、鈍い輝きを放つ「てんくうのけん」 に変化した。

(今です。今こそあの敵を倒すのです)
宮崎勤は麻原に突撃した。

「喰らえ!!!この異教徒め!!」

しかし麻原は振り向こうとせず、銃を後ろに向け発砲した。
その弾は宮崎勤の額を撃ち抜いた。
こうして、宮崎勤はロリの国へ旅出った。

「修行が足りんよ」

最後に麻原はこう言うとさっさと歩き出した。



新宿ボンバー、ネオコーンスープは誰とも会わず同じ場所にいた。
相変わらず新宿ボンバーはパソコンを弄っている。

「ねえ、新宿ボンバー、何してるの?」

ネオコーンスープは興味津々に聞いている。

「おっしゃあ!!!」

新宿ボンバーが怒声を上げた。いきなりのことにネオコーンスープはびびった。

「ちょっと、あんま大きな声出さないでよ」

「失敬。しかし遂に政府のプログラムのパスワード奪取に成功した」

「え!?凄い!どうやったの?それでどうするの?」

二人は歓喜に浸っていた。

「良いか、このパスワードを使ってプログラムに侵入して滅茶苦茶にしてやれば首輪は無効になるし、このゲーム事態壊れる。どうやってやったかは省く」

「やったじゃん!じゃあ早速やってよ!」

「いや、それは駄目だ。侵入してちょっとでもミスってばれたらそこで終わりだ。
だからこの為に"2ちゃんねる"を利用するんだ」

「どうするの?」

「2ちゃんねるの人口は日本ではトップレベルだ。それで、このパスワードを色々な板で晒すのさ」


 

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